「吹オケ!」プロジェクト楽曲アレンジについて①

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企画・作編曲等を担当しております、プロデューサーの池之上です。


昨年11月29日公演にて試し打ちを行い人気だったため今回どどんと開催が決定したこの「吹オケ!」企画。
ほとんど全曲アレンジということで現在馬車馬のように譜面を書いております。


さて、そのアレンジにおいて今回もっとも大事にしていること、それが


吹奏楽ならではの煌びやかさやグルーヴを殺さず、繊細なところはより繊細に。オーケストラの編成がもたらす「音色・音域の多様性」をフルに活かす!


です。


流れ的に、必須の管・打楽器を然るべきところに配譜。クラリネットやサックスのパートを弦楽器に振り直して、、、という感じで進めたいのはやまやまですが、そのままでは弦楽器の音が管楽器に負ける現象、、、(また管楽器がよく鳴るように書かれてるんだこれが、、、)でも管楽器にはフルボリュームで鳴ってて欲しいから隙間は作りたくない、、、じゃあこのフレーズをオクターブに振って、この音域をピンポイントで攻めて弦楽器の総ユニゾンを!、、、あーっと、音のイメージが変わりすぎた。原曲が表現したいことを逸脱してはいかん、、、などなどなことを常に考えつつ格闘中。


このこだわりが届くと信じて頑張ります笑


次回は、実際どのような感じでアレンジを進めていくかについてもう少し詳しくご紹介します!

 


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池之上覚皇 on 7月 12, 2018


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21世紀オーケストラニュース


募金
クラウドファンディングの目的

チャリティコンサートの開催、そして義援金をお届けするためにメンバー(オーケストラの中から代表2名と株式会社究音代表の計3名)が現地に出向くための一部経費「10万円」を目標といたします。


以降余剰分をすべて義援金として寄付します。集まったすべてのお気持ちを倉敷市の復興のために使わせていただきます。


倉敷市募金活動実績と今後の予定

2018年9月28日

・21st Century Orchestra Tokyo 特別公演「吹奏楽曲をオーケストラで!」ロビーコンサートにてチャリティー演奏と義援金呼びかけの実施

※37,980円の義援金を集めることができました。ご協力誠にありがとうございました。


2018年11月9日

・21st Century Orchestra Tokyo 特別記念定期演奏会「ベートーヴェンの幻影の果てに」

ロビーコンサートにてチャリティー演奏と義援金呼びかけの実施


2018年12月

・岡山県備中高梁市内ショッピングモールでのチャリティー演奏と義援金呼びかけの実施

・倉敷市に21st Century Orchestra Tokyoメンバー、株式会社究音代表池之上が直接出向き倉敷市内の音楽家と共催で真備町の復興を祈るチャリティーコンサートを実施

・すべての活動を通して集まった義援金を倉敷市に直接お届けします。

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