企画・作編曲等を担当しております、プロデューサーの池之上です。
昨年11月29日公演にて試し打ちを行い人気だったため今回どどんと開催が決定したこの「吹オケ!」企画。
ほとんど全曲アレンジということで現在馬車馬のように譜面を書いております。
さて、そのアレンジにおいて今回もっとも大事にしていること、それが
吹奏楽ならではの煌びやかさやグルーヴを殺さず、繊細なところはより繊細に。オーケストラの編成がもたらす「音色・音域の多様性」をフルに活かす!
です。
流れ的に、必須の管・打楽器を然るべきところに配譜。クラリネットやサックスのパートを弦楽器に振り直して、、、という感じで進めたいのはやまやまですが、そのままでは弦楽器の音が管楽器に負ける現象、、、(また管楽器がよく鳴るように書かれてるんだこれが、、、)でも管楽器にはフルボリュームで鳴ってて欲しいから隙間は作りたくない、、、じゃあこのフレーズをオクターブに振って、この音域をピンポイントで攻めて弦楽器の総ユニゾンを!、、、あーっと、音のイメージが変わりすぎた。原曲が表現したいことを逸脱してはいかん、、、などなどなことを常に考えつつ格闘中。
このこだわりが届くと信じて頑張ります笑
次回は、実際どのような感じでアレンジを進めていくかについてもう少し詳しくご紹介します!